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端数価格(Odd-Even Pricing)

価格の末尾を切り番(偶数・丸数字)から意図的にずらし、「一段安い価格帯」として知覚させる手法。1,000 円ではなく 980 円、10,000 円ではなく 9,800 円とすることで、脳内の価格クラスが切り番より 1 段低く記録される。

1930 年代の米国小売業から普及した実務的テクニックで、消費者が価格を左端の桁で大まかに分類する傾向(left-digit effect)を利用する。日本の EC・小売でも広く採用され、chocoZAP の月額 2,980 円はその典型例。逆に高級ブランドは切り番価格(prestige pricing)を好み、端数価格は「安価」の信号として意図的に避ける。

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